そんなの常識でしょ！

それは、あなたの持つ常識と呼ぶ知識。

普通わかるでしょ！

その普通が指すものも、あなたが独自に持つもの。

ぼくは神じゃないんだから、なにが常識かなんて、言ってくんなきゃわからない。

それは違うから、こうだよ、みたいに言ってくれたら、ああそれがあなたの受け取る

イメージなんだなって想像して、どういう常識という知識を持つ人格かを想像しながら

会話することができるのに。

思ってもない返答して、あとから突然爆発して、

あのときはこうだったでしょ、いったいどーなの、

過去をいま責めたって、ごめんなさいもうしません、ってしか言えないのに、

何度も何度も同じことで責めてきて、

関係を修復したい、あなたが相変わらず好きな自分でいたい、

あなたからも、以前のように好かれていたい、

ただそれだけなのに、

ああ、タイトルと中身が違ってきちゃった。

あなたの常識ってのは、ぼくには到底再構築できないもので、

その常識に沿った会話になるかどうかは、ぼくには想像できないから、

あなたがその常識を振りかざす以上

以後の会話は全て「XXXの話していい？」から始まる、質疑応答

にしか成り得なくて、そんなの、ぼくの常識になくて、

目をハートにして「すごい天才！」って言いながら「アホかこのバーカ」

って思ってたことを知っちゃって、

恋心そのものが揺らぐ事件です、これ。

好きなのに、好きな要素がどんどんちっちゃくなっちゃってる。

あきらめろ、次探せ？

そんな簡単に、恋って割り切れないでしょ？